女性アスリートの傷害!
福山市のパーソナルトレーナー大賀です。
女子アスリート(プロ・アマ問わず)に多い傷害は何だと思いますか?
それは「前十字靭帯損傷」という傷害で一度は耳にしたことがあると思います。
□前十字靭帯(ACL)とは?
膝関節の関節包内にある靭帯で、大腿骨外顆内側後方から脛骨関節面前内側にある靭帯です。
□役割
脛骨の前方移動や膝関節過伸展の抑制です。
*膝を固定してくれています。
□損傷の要因
損傷には競技中に第三者と接触をして靭帯にストレスがかかり損傷をする接触型
自身による方向転換や着地、加減速・停止などによる非接触型があります。
多くは非接触型で損傷の70%を占めており、方向転換や着地、減速・停止の際にバランスを崩して、足部が床に固定されている状態で膝関節が屈曲状態で外反が強制されることが多いです。
種目としてはバスケットボールやサッカーなどで見られます。
□予防
予防としてはハムストリングスのトレーニングが必要になってきます。
ハムストリングスは膝関節を屈曲する役割があり、ハムストリングスが強化されていると屈曲動作の際に脛骨が前方に行くのを防ぎACLを緩めることができます。
女性アスリートだけに限らず男性でも起こり、どの様な種目でも傷害の可能性はあります。
パフォーマンス向上を目指すのは当たり前ですが、まずは傷害予防に繋がるトレーニングも必須になっています。
また応用のトレーニングばかり取り入れるのではなく、基本であるパワーポジション・パワーライン・筋力・体力を習得する必要があります。
それだけでも傷害予防とパフォーマンス向上に繋がります。
自身の復習も含め書かせていただきましたが、皆様のご参考になればと思います。
トレーニング方法などご質問がありましたら、ホームページよりお電話・メールでご相談下さい。